インターネットってのは,IP アドレスを介して通信を行っているのですが,それを人間が見てわかりやすくしたのが,ドメイン名.このページの URL の blogspot.jp がドメイン名.これを端末から
$ dig blogspot.jpすると "ANSWER SECTION" の所にでてきた "72.14.203.191" が IP アドレスです.このドメイン名と IP アドレスは関連付けられていて,この関連付けの情報を返すのが DNS です.なので,"http://IPアドレス/ドメイン以降の URL" でもページが見れるはずです.このブログは特殊だからそれができるのかなぁ….
それで,Windows や Mac なら,一度そのドメインをサーバに問い合わせて IP アドレスを取得し,その関連付けた情報を保存(キャッシュ)し,次回以降,同じドメインならサーバ問い合わせの時間をスキップできるので短縮できます.
で,Ubuntu もそんな機能が入っているんじゃないかというと,そうでもないらしい….なので,ブラウザで移動するたびに DNS に問い合わせていると….Ubuntu 12.04 以降は,それをキャッシュする機能がついた dnsmasq が標準装備になったのだけど,デフォルトではキャッシュする機能は無効化されていて,それを有効化しようというのが上のリンク先の内容.
私も試してみたけど,気持ち速くなった感じ.
ちなみに,11.10 以前のバージョンでも,dnsmasq を導入して設定すれば,DNS のキャッシュが有効になります.
でも,リンク先の記事では /etc/dnsmasq.d に hoge という新しいファイルを作っているけど,/etc/dnsmasq.conf を使っていないのはなぜだろ?
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