2013/09/11

Logicool の M325 のチルトホイールに悪戦苦闘するとか

マウスとキーボードは Logicool が最高と思っている無銘闇人です。

先日、Ideapad U310 用のマウスを買おうと、近所の PC ショップに行って値段的に手頃な Logicool 製品ということで M325 を税込 2,280 円で買ったわけですが、これが曲者でした。


ウェブ閲覧に最適ということで、ホイールでスクロールした時にカリカリとひっかからないほどの滑らかさなので、気に入っていたのですが、チルトホイール (左右に倒せるマウスホイール) の機能が、ブラウザの戻ると進むに割り当てられていたのです。進む、戻る機能を Firefox の Firegesture で済ませている私としては余計なお世話なわけです。

Windows であれば、Logicool が提供している SetPoint で、何とかできるわけですが、LinuxMint では動作しないため、解決策を模索してみました。


調べた所、xmodmap でキーボードだけでなく、マウスも機能を入れ替えることを知りました。
fedora - Logitech M325 mouse horizontal scrolling - Unix & Linux Stack Exchange

要は、xmodmap はキーボードの配置変更の他に、マウスのボタン入れ替えもできるってことで、マウスで横スクロールするには「6 と 7」、「8 と 9」を入れ替えるってことですね。
M325 で横スクロールを有効にするには端末から
$ xmodmap -e "pointer = 1 2 3 4 5 8 9 6 7 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24"
通常のタッチパッドを使う時は
$ xmodmap -e "pointer = 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24"
を実行すると。
どっちか一方のみを使う人は、スクリプトを作って、起動時に実行させると良いでしょう。


しかし、これだと不親切で不便なので、需要があるか分かりませんが、スクリプトと .desktop ファイルを作ってみました。
mouse_selector.zip
中身は
  • mouse_selector: 実行スクリプト本体
  • mouse_selector.desktop: Unity や Cinnamon などのメニューに表示するためのファイル
  • mouse.png: mouse_selector.desktop のアイコンファイル
となっています。

ホームに展開後、端末から
$ cd mouse_selector
$ sudo cp mouse_selector /usr/bin
$ sudo cp mouse.png /usr/share/icons
$ sudo cp mouse_selector.desktop /usr/share/applications
とすれば、Unity や Cinnamon のメニューに表示されます。起動時に実行したい場合は、さらに端末で
$ cp mouse_selector.desktop ~/.config/autostart
を実行すると良いでしょう。

起動すると、 画像のようなダイアログが表示されます。
Profile の Logicool M325 は M325 で横スクロール有効するということです。上記の xmodmap で入れ替えた状態です。 Default で入れ替え前の状態にします。
Touchpad は、ノート PC のタッチパッドの状態で、OFF にするとタッチパッドを無効化します。

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