仕事の関係上、サイズの大きなファイルを持ち運ぶことが多いため、耐衝撃性を重視した Logitec 製のポータブルハードディスク LHD-PBMU3 を4月末に買いました。
しかし、最近、本体側のコネクタ部分の接触が悪くなり、コネクタを下に常に押していないと PC で認識できなくなったため、中のハードディスク (HDD) を救出しがてら、CENTURY のポータブル HDD ケース シンプルBOX2.5 USB3.0 SATA6G に換えたので、その手順を書いてみたいと思います。
まず、 LHD-PBMU3 を分解します。
マイナスドライバーを持ったら、本体を裏返して、右の写真の赤い点線で囲んでいるコネクタの所を上に (写真では上、本体の下側にむけて) 押し上げます (写真をクリックすると拡大表示します)。
コネクタ部分が少し凹みますが、ケースは再利用しないつもりだったので、気にしないで上に上げます。しかし、思っきりコネクタ部分を押し込んでしまうと中の HDD の基盤がいかれるかもしれないので、あまり押し込まないように注意します。
すると、少し裏板が浮き上がるので、次は裏板の両サイド (右の写真の赤点線) にマイナスドライバーを入れて徐々に剥がしていきます。
LHD-PBMU3 は耐衝撃性を謳っている製品だけあって、ケースが頑丈で、分解には一苦労するかもしれません。
ちなみに、下の写真のように爪は片サイドにつき3本、奥の爪も合わせると計 9 本あり、これを押し上げるのに力が要りました。中には Western Digital の Blue の HDD (1TB) が入っていました。どこぞの知らないメーカーではなく、私が信頼しているディスクでほっとしました。
耐衝撃性を謳っているだけあって、衝撃をやわらげるゴムもしっかり入っていますね。なお、ゴムと HDD は剥がすことが可能な粘性のある接着剤 (?) でくっついています。
続いて、HDD を取り出します。
サイドのゴムと HDD の間に指を滑りこませ、引っ張り上げます。
取り出した HDD からゴムと USB 変換基盤を外します。
それぞれのパーツはこんな感じ。これで、HDD を救出できます。
HDD 自体は寿命が来てないので、むき出しでの管理は心もとないです。
HDD ケースに入れてしまいましょう。
今回は、 CENTURY 製の HDD ケース シンプルBOX2.5 に格納しました。耐衝撃性とかはないのですが、これまでの使い方から考えて、私には耐衝撃性が必要なかったようでしたので、このケースにしました。
ケーブルが両方、USB 3.0 の端子というのは珍しいのではないだろうか?
あと、LHD-PBMU3 ほど耐衝撃性を考慮する必要がない設計か、非常に軽いです。表面は金属の削り出しのようなデザインですが、放熱はあまり期待しない方が良さそう…。裏蓋はプラスチックですしね。
さて、救出した HDD をシンプルボックスに入れます。
とはいえ、やり方は非常に簡単。ロックスライドを解除の方にスライドさせて、裏蓋をチョコレート菓子のようにスライドさせて外した後に HDD を挿入。裏蓋を閉じて、ロックスライドをロックにスライドして完成です。
こんなに簡単でいいの?と思ってしまうほどです。
シンプルボックスを使うと、USB 3.0 で LED がグリーン、USB 2.0 でブルーに光りますね。ちょっとクールかも…。
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