2015/12/13

神戸ルミナリエに行ってきたとか

12月に入り、クリスマスも迫ってきているせいか、神戸の市街地も徐々にイルミネーションに彩られてきている今日この頃。

イルミネーションで有名な神戸ルミナリエに行ってきました。青森にいた頃から気になってはいたんですよね。でもまさか、実際に見られるとは当時の自分は思ってもみなかったでしょうね。

さて、ルミナリエが始まっていることは噂では聞いていたのですが重い腰が上がらず、12月中ならやっているだろうとタカをくくって、昨日ホームページを見たら、12月13日が最終日ではありませんか。「もう、明日行くっきゃない」と思って、行ってみました。

これまで、ルミナリエを単なるイルミネーション祭りとしか思っていなかったのですが、阪神・淡路大震災の鎮魂を込めた式典だったんですね。

震災の時は、私は青森で小学生でしたね。
火の海と化した街並みを上空から映した映像を背景に行方不明者などの氏名が淡々と流れる映像や、一段落した後の高速道路がおもちゃのように倒壊している映像をテレビで見た時は、その数年前に北海道・東北を中心とした大型の地震で怖い思いをしていた当時の私には衝撃的でした。
その街が今や、本当にあの映像の光景がここにあったのかと思わせるぐらい発展して、常に人に溢れている街になっている訳ですから、人の復興力はすごいものです。

さて、午後6時頃に三宮駅に着いて会場に向かったのですが、兵庫県警の警察官が動員されて、沿線沿いの道路を交通規制して、人を誘導するくらいの人の多さ。
コミケより大したことないと、正直舐めてましたorz。

写真に写っている列だけで、車道2車線分。しかも、この列は折り返していて、左側の車道2車線分にも列ができています。
まぁ、それでも列は常に進んでいたので苦痛はなかったかな。
家族連れのお子さんは疲れているようでしたけど…。

小一時間進むと、徐々にイルミネーションが目立ってきました。

通りに面した建物も気合が入ってますね。


さらに進むと、おやっ、そこはかとなくルミナリエっぽいイルミネーションが見えてきましたよ。

ここまでは、イルミネーションだから暗いだろうと思って、カメラに単焦点レンズを付けていたのですが、ルミナリエの画像で有名な光の回廊 (アーチ) は眩しいくらい明るくて、通常レンズでも十分でした。
スマホを片手に撮影している人がほとんどだったのですが、スマホのカメラだと明るく補正されているので、調整しないと綺麗に撮れなかったのでは?と他人の心配をしてしまうくらいの明るさですよ、ホントに。



アーチが見えたと喜んで撮影したくなる通りからの撮影は、信号や街路樹が入ってきてしまうので残念な感じになってしまいましたが、近づくと本当に綺麗で、うまく撮れました。
普通のイルミネーションと比べ物にならないレベルですね。

アーチの間隔が思ったより長かったのには驚きでした。


しかし、これはあくまで会場の入り口に過ぎないのです。
これが会場にあるモニュメント (ちなみに入場料、入場券とかはないです)。



円形に並んだ光の壁が中央のドームを取り囲んでいます。
ちなみに中央のドーム (上の右側の明るめの写真) は、巨大な募金箱?です。感覚的には初詣の賽銭箱みたいに、色んな人が硬貨を投げ入れています。ルミナリエの募金箱が初詣の賽銭箱と違うのは、その募金箱の上に鈴 (鐘?) が付いたリースがあるので、 それに硬貨が当たるといい音が出るところです。当たると何か縁起が良いのかな?
私も100円✕2でチャレンジしたのですが、球技が破壊的に駄目な無銘闇人さん。全弾かすりもしませんでした…。

このほかにも会場にはいくつかのイルミネーションされたモニュメントがありました。私が気に入ったのは、池のイルミネーション。
池に点在する明かりと、水に写ったモニュメントの組み合わせがまた綺麗です。

さらに、奥のモニュメントの下には鐘を鳴らす行列が…。
鐘の形が形なら、除夜の鐘、あるいは初詣の神社の鐘つきを思い起こさせる構図ですが、教会のような鐘の音色が行列の人の分だけ鳴り響きます。もう、常に鳴っている状態です。ルミナリエが阪神・淡路大震災の鎮魂の式典ということを考えると、しんみりした気持ちになりますね。


ルミナリエは募金によって成り立っているようなので、追加の募金もしておきました。人がいる所の募金所で募金すると記念の券がもらえます。

今年は、強風でモニュメントの一部が倒壊して、危険だから中止しようみたいな流れもあるとのニュースがあったようですが、こんな綺麗な式典はやめてほしくないですね。
ルミナリエは毎年テーマが変わるようなので、来年も訪れたいです。


この他の写真はこちら。ほとんど使いきった感があるけど…。

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