その Gimp はこれまでずっとバージョン 2.6 でした.それで 2010 年ぐらいから次のバージョン 2.8 の機能がちらほら紹介され,リリースするよ,リリースするよと言われ続けて,やっと Stable 版が昨日くらいに出た模様.長かったですね.そこらへんの経緯は「GIMP-2.8リリースの遅れ: 晴れときどきGIMP」で紹介されてますね.
で,新機能や Ubuntu や Lubuntu への導入方法については下記ブログが参考になるかな.
自分に直接関係がありそうな機能を日本語にするとこんな感じ.
- シングルモード切り替え機能追加
これまでの Gimp は主にツールウィンドウ,編集ウィンドウ,レイヤーウィンドウとウィンドウがわかれていたのですが,それを 1 つのウィンドウにできるようになりました. - テキストモードでキャンバス上でテキストの編集
これまでの Gimp のテキストモードではテキストの編集となると別のウィンドウが現れ,そこで編集していましたが,それが多くの画像エディタのように画像上で編集できるようになりました. - レイヤーにグループ機能追加
レイヤーグループ機能がついたのでレイヤーをまとめて前面とか背面にしたいときに便利かも. - Gimpフォーマット(xcf)以外の形式は全てエクスポートで保存するように修正
今まで Ctrl + Shift + S で別名保存した時に,拡張子を変えるだけでその形式で保存してくれたのでこれはちょっと不便かな.つまり,慣れの問題ですけど…. - ブラシやツールのプロパティの改良
全体的に UI が改良されているかな….
- ブラシの形状やパターンのタグ付け・検索機能追加
いっぱいあるパターンにタグ付したり,検索したり絞り込めたりできます. - 画像のプレビュー機能追加
シングルモードの場合,編集する画像はタブとして扱われるのだけど,そのタブに編集中の画像のプレビューがアイコンのように見えるので選択するのが楽になるかも.シングルモードでない場合もウィンドウのアイコンに現在編集中の画像が表示されます.
やっぱり,Linux で複数のワークスペースを使っている身としては,シングルモード機能が一番嬉しいかな.Gimp をワークスペース間で移動させる時に苦労しないで済みますから.
ちなみに,シングルモードにする場合は,「ウィンドウ」→「シングルモード」をクリックします.
最初はこの機能を有効にする(上記の方法)を探すのに苦労したー.
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