2013/06/22

Cinnamon のパネルをクリックできない問題の次善策とか

以前、「Linux Mint 15 "Olivia"がリリースされたとか」で
パネルをクリックしても応答がなく、パネルを右クリックするとデスクトップの何もないところをクリックした時のメニューが表示される。
と書きましたが、その次善策というか、これやったらアウト的な方法が見つかったので、紹介します。
ただし、あくまで私の環境ではという条件付きですので参考までに。

原因はおそらく 2 つあって、
  • 拡張機能 (Extentions) の「Desktop Scroller
  • 設定からアプレットや拡張機能をインストール
Desktop Scroller は、画面の端でマウスでスクロールすると、ワークスペースを切り替えることができる拡張機能です。しかし、これは、Cinnamon 1.8 と相性が悪いのか、インストールすると確実にパネルがクリックできない状態になってしまいます。

従って、この拡張機能は便利ですが、インストールせずにしばらく様子見した方が良さそうです。この拡張機能で問題が起きてから、無効化やアンインストールしてもクリックできない状態が続きます。

こうなった場合は、ホームディレクトリ内の .gconf を削除してから再起動すると回復できます。ただし、.gconf はシステムの設定が入っているので、削除すると壁紙などシステム設定で設定した内容が消えてしまうので、要注意です。


もう一つの原因は、Cinnamon 1.8 で導入された、システムの設定からアプレットや拡張機能をインストールできる機能を使って、アプレットや拡張機能を導入すると、パネルがクリックできなくなるというものです。なので、アプレットはこれまで通り、ホームディレクトリ内の .local/share/cinnamon の applets や extensions に展開してコピーした方が良さそうです。
ちなみに、「Num Lock/Caps Lock」は、システムの設定から導入するとパネルに表示されない問題を抱えていますが、コピーして展開する方法だと問題なく使えます。もしかしたら、他の利用できないアプレットなんかも、これで使えるようになるかも…。

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