しかし,アプリケーションによっては通知が大量にあると,一つずつ長時間にわたって表示してユーザをうんざりさせてしまいます.
また,Lubuntu の通知は,通知した内容を上のパネルの通知アイコンに貯めておくので,保存するほどでもない通知(再生中の音楽の変化)も残り,どれが重要な通知かわからなくなります.
通知アイコンをクリックして,何度も溜まった通知をクリアすればいいのですが….
Xubuntu の通知は逆に残さず,また複数の通知があると同時に表示するため,私にとっては非常に便利に感じました.さらに,Xubuntu の場合,通知バルーンの位置やスタイルを GUI で設定できるので,非常に魅力的です(Lubuntu は設定できない).なので,Lubuntu の通知システムを Xubuntu の通知システムに変えてみようと思います.
ここからは折りたたみ
参考にしたのは "LXDE.org Forum • View topic - Lubuntu 11.10 notifications" の mick823 さんの投稿.
- "xfce4-notifyd" をインストールします.
$ sudo apt-get install xfce4-notifyd
- 通知の設定アプリケーションを表示するために .desktop ファイルをテキストエディタで編集します.
$ sudo nano /usr/share/applications/xfce4-notifyd-config.desktop
※nano は leafpad でも gedit でもお好きなエディタをお使いください.
.desktop ファイル内の "OnlyShowIn=XFCE;" という行を見つけたら,"LXDE;" を追記します.
OnlyShowIn=XFCE;LXDE;
- アプリケーションメニューの「設定」→「通知」より,バルーンの設定ができるようになります.
ただし,今の状態は LXDE 標準の通知システムを利用しているため,正確なプレビューは表示されません. - アプリケーションメニューの「デスクトップセッションの設定」の「自動的に開始するアプリケーション」タブで,「通知デーモン」にチェックが入っているなら,チェックを外します.
- ログアウトしてから再度ログインか,あるいは PC を再起動すると,Xubuntu で使われている通知システムが使えるようになります.
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