2012/08/03

Lubuntu の通知バルーンを設定するとか

 Lubuntu も Ubuntu 同様,メッセージが届いたり,PC の状態が変わったり(バッテリーが充電完了とか)すると,画面の右上に通知バルーン(メッセージ)が表示されます.

しかし,アプリケーションによっては通知が大量にあると,一つずつ長時間にわたって表示してユーザをうんざりさせてしまいます.
 また,Lubuntu の通知は,通知した内容を上のパネルの通知アイコンに貯めておくので,保存するほどでもない通知(再生中の音楽の変化)も残り,どれが重要な通知かわからなくなります.
通知アイコンをクリックして,何度も溜まった通知をクリアすればいいのですが….

Xubuntu の通知は逆に残さず,また複数の通知があると同時に表示するため,私にとっては非常に便利に感じました.さらに,Xubuntu の場合,通知バルーンの位置やスタイルを GUI で設定できるので,非常に魅力的です(Lubuntu は設定できない).なので,Lubuntu の通知システムを Xubuntu の通知システムに変えてみようと思います.

ここからは折りたたみ

参考にしたのは "LXDE.org Forum • View topic - Lubuntu 11.10 notifications" の mick823 さんの投稿.
  1. "xfce4-notifyd" をインストールします.
    $ sudo apt-get install xfce4-notifyd
  2. 通知の設定アプリケーションを表示するために .desktop ファイルをテキストエディタで編集します.
    $ sudo nano /usr/share/applications/xfce4-notifyd-config.desktop
    ※nano は leafpad でも gedit でもお好きなエディタをお使いください.
    .desktop ファイル内の "OnlyShowIn=XFCE;" という行を見つけたら,"LXDE;" を追記します.
    OnlyShowIn=XFCE;LXDE;
  3. アプリケーションメニューの「設定」→「通知」より,バルーンの設定ができるようになります.
    ただし,今の状態は LXDE 標準の通知システムを利用しているため,正確なプレビューは表示されません.
  4. アプリケーションメニューの「デスクトップセッションの設定」の「自動的に開始するアプリケーション」タブで,「通知デーモン」にチェックが入っているなら,チェックを外します.
  5. ログアウトしてから再度ログインか,あるいは PC を再起動すると,Xubuntu で使われている通知システムが使えるようになります.

    0 件のコメント:

    コメントを投稿