2012/09/20

LibreOfficeで小さめのフォントにもアンチエイリアスをかけるとか

LibreOffice で,以下の条件以下のサイズで表示すると,アンチエイリアスが効かなかったのでその解決法.
  • 表示サイズ(ズーム): 100%
  • フォント: 
    • IPA モナー Pゴシック (10.5 pt)
    • IPA モナー P明朝 (10.5 pt)
    • IPA モナー UIゴシック (10.5 pt)
    • IPA モナー ゴシック (10.5 pt)
    • IPA モナー 明朝 (10.5 pt)

暫定的な解決方法は,フォントサイズを大きくするか,表示サイズを大きくするかのいずれかです.

しかし,用紙サイズに近い形で編集したいとか,狭い画面で編集しているとかで,暫定的な方法が使えないこともあるでしょう. なので,根本的に解決しましょう.


今回参考にしたサイトはこちら.
MSフリーで行こう Debianでフォントにアンチエイリアスを効かせる

  1. 好みのエディタで,~/.fonts.conf として以下のファイルを作成
    
     
      
       false
      
     
    
    
  2. あるいは,"/etc/fonts/conf.avail/50-user.conf" か,"/etc/fonts/conf.avail/51-local.conf" の <fontconfig> </fontconfig> の間に以下の内容を挿入
    
     
      false
     
    
    
  3. ファイルを保存したら,端末にて以下のコマンドを実行
    $ fc-cache -fv
    
これで表示サイズ(ズーム)を小さくしても,フォントを小さくしてもアンチエイリアスがかかった状態になります.これは他の .ttf なのに,アンチエイリアスがかかっていないフォントでも有効だと思われます.Takao フォントはデフォルトで設定されているので,Takao フォントで満足している人は不要かも.

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